こういうお話しがございました。
65年前の“幻の万博”入場券で“現在”ご招待
65年前と申しますと、いうまでもなく、2600年であります。ここで、一曲「紀元二千六百年」でも唄っておきたいところですが、作詞の増田好生(森義八郎)さんは1965年にお亡くなりになったので、まだ著作権は切れておりませんから、止めておきましょう。話によると、替え歌もまずいらしいです。参ったなぁ。と、おもいましたが、これは歴史資料ですから良いと思いますので載せます。
金鵄あがって15銭 栄えある光30銭
今こそ来たれこの値上げ
紀元は2600年 ああ一億の民は泣く
2600年が何であるのかについて、こんなペイジを見においでの方々にご説明する必要はないかとは存じますが、まぁ、1940年なわけですよ、西暦で云うところの。
この年は、驚くことに、オリムピックも企画されていたわけですよ、アータ。この泥沼化する日中戦争のさなかに!
「借金で首が回らなくなったから、五輪も万博もやらないでいいようにしちゃえ~、と戦争を激化させたのでは?」と、まるで「明日のテストがイヤだから、学校が燃えちゃえばいいのに」と祈った小学生のようなことを考えていたのではないかと、邪推してみたりするわけですが、本当に邪推です。