またぞろ、扇情的なタイトルでありますが、なんのこたぁない消費税総額表示に伴うおはなしであります。
端数の切り捨てor四捨五入によって、総額表示と実際に支払う金額との齟齬が発生しているということは、以前から存じておりましたが、先日、
Shop 99で、商品を一つ購入しましたら、99円に消費税で103円だったんですね。ところが、2つですと、207円じゃぁないですか。
おいおい、ちょっとまてどういう計算になっているんだ?
そう思ったわけですよ、家計(世帯主1のみ)を預かる当方と致しましては、そこのところが妙に気になり、家に帰るなり、エクセルで、ほとんど使いもしないROUND函数なんか使って、計算してみましたよ。
その結果が以下です。
個数 単価 実払い 理想値 差額
1 99 103 103 0
2 198 207 206 1
3 297 311 309 2
4 396 415 412 3
5 495 519 515 4
6 594 623 618 5
7 693 727 721 6
8 792 831 824 7
9 891 935 927 8
10 990 1039 1030 9
11 1089 1143 1133 10
12 1188 1247 1236 11
13 1287 1351 1339 12
14 1386 1455 1442 13
15 1485 1559 1545 14
16 1584 1663 1648 15
17 1683 1767 1751 16
18 1782 1871 1854 17
19 1881 1975 1957 18
20 1980 2079 2060 19
: : : : :
この表から分かることは、1個買うときが一番安いということですね。個数が増えれば増えるほど、払わなければならない金額が増えるという、恐ろしい事態。
ちなみに、20個買うときに、10+10個で購入すると、それでも1円おトクです。
まぁ、一つ一つ勘定させる手間と強い心臓が必要なんですがね。
なんか所帯じみてきました。どこが思想なんだ、っていうか史的唯物論(=経済主義)万歳。>オイ