国民文化研究所



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武士道と日本型能力主義

笠谷和比古(かさや・かずひこ)著 新潮社
本体1300円  20cm 250p (新潮選書 )
分類:210.5 件名:日本-歴史-江戸時代 05035723
4-10-603552-9 / 2005.07 対象:般
 付:島原陣図屏風「出陣図」(2枚)

http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=05035723


笠谷先生といえば、何は置いても『主君「押込」の構造』なわけでありますが、これが現在なかなかに手に入りにくい。図書館あたりでご覧いただければ幸いです。

まぁ、早い話が、近世日本の藩というのは、いわゆる中世的な領主専制体制ではなく、藩主は時には「押し込められる」ような存在であったのであり、その意味では、「おみこし」的リーダ像をそこに見いだすことが出来るということを、歴史的に明示しようとした労作であります。

しかしながら、ここで問題となりますのが、はたしてこのような近世武士社会における体制が、近代以降の日本においてもそのまま継受されたのか――さらには、このような体制が日本の特質であるのかということであり、この点は、今なおもって検討するに値することではないかと考えるわけです。

この点に関しては、またいつかお話しできればいいなぁと思わなくもなく。
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by kokuminbunka | 2005-07-16 00:18

竹島及鬱陵島/奥原碧雲(著)

竹島及鬱陵島/奥原碧雲(著)

まことに不勉強をさらすようでございますが、この「ハーベスト出版」という書肆を当方は存じ上げておらなかったのであります。

で、内容は今から100年前に実施された島根県による竹島調査記録の再版なんだそうです。まぁ、竹島本は、まったく世の中に流布しまくっておるわけですが、なにが注目すべきであるかと申しますと、並製本126ページ・950円というお値段でありましょう。ハッキリ言ってこの値段のおかげで買う気になったのですが、どうも一般流通していないようで、直販で頼むしかないみたいなのがどうにも面倒です。

あの島が、独島であろうが竹島であろうが、どちらにせよ、もはや日本人はそんなもので、ナショナリズムを喚起されるほどウブじゃないと思うのですよ。まぁ、カニの存亡がかかってくるというのであれば、喚起される人もいるでしょうが。
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by kokuminbunka | 2005-07-13 06:45

無能偕楽運動の方向転換

まぁ、いろいろ考えたすえ、もう少しまじめに生きていった方がいいのではないかと思ったわけで、また再びここに、「なんか気になるけど買うかどうか分からない本」を紹介していこうと思います。
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by kokuminbunka | 2005-07-13 06:32

だらだら思想研究……国民文化をスノッブかつペダンティックに研究しております。
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