国民文化研究所



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『千葉県の戦争遺跡をあるく』千葉県歴史教育者協議会編 国書刊行会刊 ¥2,000(税込:¥2,100)

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?bibid=02473561&aid=ex

戦争遺跡の雄と言えば、やはり松代大本営であろうというのは衆目の一致する所でありますが、なかなかそうそう入れるようなものではなく、御座所を遠地より遙拝するしかないのであります。って行ったことないんですけどね。

戦争遺跡というものに対して、どういう意味づけをするかというのは、各人の解釈なのでありますが、本土決戦をやろうと思った人間は、果たしてどういう展望があったのかなぁと思わざるを得ません。

ふつう戦争遺跡というとこういうものをいうのでしょうが、

素敵トーチカ
http://www.dokokyo.or.jp/ce/kikanshi0007/cover_wide2.htm

こんなのも、戦争遺跡と言えると思います。まぁ、どう評価するかは各人にお任せであります。

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3776/nikou.html#top

ところで、「トーチカ」ってATOKに入っていないんですね。打つと「トーチか」になるんですよね。で、世の少なからぬ方々もそのように打っているようで、ネット上における共同態を感じる瞬間だったりするわけです。>違います

http://www.google.com/search?hl=ja&inlang=ja&q=%E6%B5%B7%E5%B2%B8%E3%80%80%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%81%E3%81%8B
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by kokuminbunka | 2004-08-27 09:04

『フランス啓蒙思想入門』J.H.ブラムフィット著 白水社刊 ¥2,500(税込:¥2,625)

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?bibid=02468815&aid=ex

あー、啓蒙ですか。啓蒙ねぇ。よくあるはなしなんですが、「蒙(くら)きを啓く」というのが、そもそもの意味でありまして、そういう態度について批判することがあります。ちなみに面白いことに、あちらでもenlightenment――つまり「明るくする」なんてことばが使われます。啓蒙の精神ってのは同じなんですわね。

で、悪く言ってしまえば、「オマエらは、開化されるべき存在であり、単純に言っちゃえば〈愚民〉なわけ。仕様がないから、おれが教化してやろうじゃぁないか」と、恩着せがましくも人の迷惑顧みず押し掛けてくるようなものです。

さりながら、この「愚民観」というのは少しく考えなきゃ行けないことでありまして、「被治者は基本質的に愚かである」という考え方と、「愚かな人民が存在する」という考え方とでは本質的に相違しているわけであります。

前者は、如何に統治するかというところに眼目があり、人民はどこまでもどこまでも客体的存在でしかなく、あくまで治者の論理であります。しかし、後者は、人民は愚かであるからこれを恢復しなければならないということであり、これが啓蒙主義の論理であります。そこには、ある目標にむかってともに歩んでいこうという精神が存しているのであって、それを単純に「愚民観」と言い切ってしまう態度は、むしろ人民に対する無限の信頼といいますか、いわゆる「民衆信仰」というヤツであって、逆に迷惑な話ではないかと思わざるを得ないのであります。

http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/data/takuboku02.html
石川啄木「はてしなき議論の後」
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by kokuminbunka | 2004-08-15 11:53

『大和と武蔵』吉田 俊雄著 PHP研究所刊 ¥1,500(税込:¥1,575)

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?bibid=02467499&aid=ex

正直なところ、大和と武蔵の違いなんてぇのはようわからんわけですよ。そりゃ、大和には対空防禦のための様々な施設があっただの、3番艦に信濃があったけど、やっぱり松代に大本営を作ったりしたからそんな名前になったんじゃないのかとか、紀伊はどうなったのかとか、いろいろあるわけですけども、そういうのはどうでもいいのです。

大和にしても武蔵にしても、明らかに航空兵力に対してまるで役に立たなかったわけですよね。そこがおよそおかしい。

  滅びたり滅びたり敵東洋艦隊は マレー半島クワンタン沖に
  いまぞ沈みゆきぬ 勲し赫たり海の荒鷲よ
  沈むレパルス 沈むプリンス・オブ・ウェールズ
   「英国東洋艦隊潰滅」(マレー海戦勝利の歌)
    作詞 高橋掬太郎  作曲 古関裕而  唄 藤山一郎)

と唄ったのはどこの国民か。

まことにもって慚愧の念に堪えません。日本人は自分自身の行為の引き起こした事件にもう少し内省的になって考えたほうがいいのではないかと思う次第。
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by kokuminbunka | 2004-08-09 22:35

『多民族国家ソ連の興亡 1 民族と言語』塩川 伸明著 岩波書店刊 ¥7,000(税込:¥7,350)

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?bibid=02467464&aid=ex(別窓で)

原因不明の腹痛と頭痛によってタイトルのみ。…全然論理的でない表現だ。
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by kokuminbunka | 2004-08-06 08:35

だらだら思想研究……国民文化をスノッブかつペダンティックに研究しております。
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