国民文化研究所



『マルクスと哲学 方法としてのマルクス再読』田畑 稔著 新泉社刊 \4,500(税込:\4,725)

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?bibid=02455853&aid=ex(別窓で開いてください)

あー、マルクス主義というのはどのくらいのアクチュアリティを有しているのでしょうか、今日。などと倒置法で聞いてしまうほどに、わたくしたちはマルクスから縁遠くなってしまったような感じなわけですが、そもそもある思想家についてアクチュアリティを議論する事自体が、きわめて珍しいのではないでしょうか。

ちょっと考えればわかることでありますが、「アリストテレスのアクチュアリティ」とか「キルケゴールの――」なんて真顔で語って良いような内容ではありません。そもそも、思想なんてのは実用性のレベルで論じたりするものではないと言えます。じゃぁ、どんなものであれば実用性を云々出来るのかと言いますと、「ヴェーバーのアクチュアリティ」とか「フロイトの――」とかは、わりと有効なのではないでしょうか。

アリストテレスとヴェーバーの間にはなんの違いがあるのでしょうか。

それは哲学と科学の違いであり、イデアと検証可能性との違いでありましょう。マルクスがアクチュアリティを論議される限りにおいて、かれはまだまだ哲学者ではなく社会科学の徒なのかもしれません。

――観念から科学へ! 空想から科学へ!


そういやこういうのも出てました。これに関しての検証可能性については、各人お確かめ下さいますよう。

『マルクス未来社会論(古典研究)』不破 哲三著 新日本出版社刊
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?bibid=02463831&aid=ex
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by kokuminbunka | 2004-07-23 08:33
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